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【初心者向け】購入前に知っておきたい、インクで決めるプリンターの選び方

EP-806AW2013年もそろそろ終りを迎えるこの時期と共に、毎年恒例の年賀状シーズンがいよいよ到来。これから年末にかけて家電量販店のプリンターコーナーには数多くのお客さんで賑わうことになりますが、元家電量販店店員でパソコン担当兼プリンター担当だった頃の経験を活かして、初心者の方向けにプリンター選びで抑えておきたいポイントを簡単に挙げていきたいと思います。


プリンターを購入する時に何を重視するでしょうか?デザイン、機能、価格などといった表面上の部分で比較してしまいがちですが、インクの種類でプリンターを選ぶお客さんは、私の経験上ごく少数しかいらっしゃいませんでした。そもそもインクに染料と顔料の違いがあることを知らない方も多かったです。

プリンターの知識が無いお客さんにはインクの種類から説明していたので、そのときの経験を踏まえてもっとインクのことを知ってもらいたいと思い、ちょうど年賀状シーズンなこともあったので、大した知識はないのですが購入前に抑えておきたいポイントをまとめて記事にしてみました。

インクを知れば、より確実に使用用途に合ったプリンターを選ぶことができますよ(^^)。


染料インクと顔料インクの違い



インクには「染料」と「顔料」の2種類があり、機種によって搭載される種類が異なります。各インクには以下の様な特徴(メリット・デメリット)があります。


染料インク

染料インク

メリット
光沢紙への印刷に向いたインクで、写真印刷がとても綺麗にできる。色の再現度が高い。

デメリット
普通紙への印刷では文字がにじむので、コピーなどの文字印刷にはあまり向かない。水が苦手。


顔料インク

顔料インク

メリット
普通紙、ハガキ、封筒への印刷に向いたインクで、文字印刷がクッキリと綺麗に印刷できる。水に強い。コピーなどの大量印刷にも向いている。マーカーペンでなぞってもにじみにくい。

デメリット
色の表現が染料インクより劣る。表面をこするとインクが剥がれてしまうことがある。



インクの特徴


上の画像はキヤノンのサイトから拝借したものなので、写っているカートリッジはキヤノンのプリンターで使うものです。

画像の説明通りに特徴を抑えておくだけでもプリンター選びが捗ります。光沢紙への写真印刷がメインであれば染料インクを搭載したプリンター、普通紙への文字印刷がメインであれば顔料インクを搭載したプリンターがおすすめです。

写真印刷がメインなのに顔料インクプリンターを購入してしまったり、文字印刷がメインなのに染料インクプリンターを購入してしまったり、ということだけは避けたいところです。


独立型インクと一体型インクの違い



独立型は色ごとにカートリッジが独立したタイプのことで、残量が少なくなったカートリッジのみ交換することができます。一体型は各色が1つのカートリッジに収められているタイプのことで、1色でも色が無くなってしまうとカートリッジごと交換する必要があります。

多くの機種は独立型を使いますが、一部の値段の安いエントリーモデルでは一体型を使用しています。


IC6CL50 IC5CL06

左のインク「IC6CL50」は、6色それぞれが独立したカートリッジとなっている。右のインク「IC5CL06」は、5色のインクが1つのカートリッジに収められている。


CMとともに知名度上昇中。ブラザー製品も要チェック



ブラザーというとミシンで有名ですが、プリンターも手掛けていたことはご存知でしょうか。愛知県に本社を構える日本のメーカーですが、日本よりも海外のほうがブランド力が高いようで、日本での知名度はまだ低いものの、最近では「あしたのジョー」を起用した面白いテレビCMも放送されているので、ご存じの方も多いはず。

私が家電量販店で勤めていた時にもブラザーのプリンターが1機か2機種展示してあったのですが、多機能な複合機でありながら4色独立インクを搭載し、さらにはADF(自動原稿送り装置)も搭載しながら、同等のスペックを持ったエプソンやキヤノンと比べると価格が安かったこともあり、実は結構売れていたプリンターでもありました。決して故障率が高いとかそういう事もなかったので、個人的に高く評価していました。

ただ写真の画質は明らかに劣っていました。家電量販店の店員を辞めてから数年経つので、現在はモデルチェンジとともに画質も良くなっていると思いますが、現在の写真画質は私も気になるところです。

また、ブラザーのプリンターのブランド名は「PRIVIO(プリビオ)」ですが、2012年8月23日以前は「MyMio(マイミーオ)」というブランド名で展開していました。エプソンは「Colorio(カラリオ)」、キヤノンは「PIXUS(ピクサス)」というブランド名です。


あしたのジョー


プリンターコーナーに設置してある展示POP、印刷サンプルを要チェック



インクや画質の違いについては、各社が特徴として最も打ち出したいところのようです。家電量販店のプリンターコーナーにて設置してある展示POP、印刷サンプル、什器などにて細かい説明がされているので、こちらも参考にすると良いでしょう。エプソンのコーナーでは写真が綺麗に印刷できることをアピールしているし、キヤノンのコーナーでは普通紙への文字印刷がクッキリとできることをアピールしているはずです。

私個人の意見として写真画質で比較するのであれば、エプソンもキヤノンもそう違いが分かるものではないと思います。プロが見ると違いが分かるのかもしれないですが、素人が見ても画質の違いについては分からないでしょう。写真画質で劣るキヤノンと言われていますが、実際にお客さんに画質を比較してもらってもその違いが分かる方はいませんでした。今思うとサンプルで用意していた光沢紙の質が良かったのかなぁと思ったりもしますが、果たして!?


人気キャラクターのフレームコンテンツで、プリントをおしゃれに楽しもう



エプソン、キヤノン、ブラザーともに、プリンターで使えるキャラクター素材を無料で提供しています。可愛いキャラクターが使えるので女性や子供には嬉しい機能です。キヤノンでは「ポケットモンスター」「リラックマ」「ガンダム」などのキャラクター素材を使うことができます。ブラザーでは「あしたのジョー」ほか、「クマモン」「サノマル」などの全国ご当地キャラクターの素材を使うことがでます。このように各社が用意している無料素材でプリンターを選ぶのも良いでしょう。新しいキャラクター素材は随時追加されていくようです。

エプソンは残念なことにこれまで提供されてきたディズニー素材が、2013年10月10日に終了してしまったようですが、エプソンのマスコットキャラクター「エイさん」「ちいサメ」ほか、可愛いキャラクター素材を使うことができます。(E-840、E370P/Wのみ、本体内蔵と同梱CDでディズニー素材を使うことができます)


パソコンなしで、手作り感あふれるプリントを作る



複合機の一部の機種には、パソコンなしで写真に手書き文字を合成して、手作り感あふれるプリントが作れる機能が付いています。用意されている素材を使うよりも相手に直接気持ちを伝えることができるので、こちらもおすすめです。


手書き合成シート


消耗品はメーカー純正を使おう



消耗品としてインクや印刷紙を別途購入しますが、その際には純正から選ぶようにしましょう。汎用品と比べて価格は若干高めの設定ですが、純正品を使うことによりプリンターの性能を100%発揮することができ、高画質に印刷したものを長期間保存することができます。特にインクの場合は、リサイクルや互換品などの他社製を使って万が一プリンターが故障してしまった場合、メーカーは修理に応じてくれない可能性があります。また同じ色でも純正インクとは色合いが若干異なります。


エプソン、キヤノン、ブラザー。プリンターに搭載されるインクの種類と搭載例



最新機種となる2013-2014モデルを例に、各社のファミリー向けプリンターに搭載されるインクの種類を、一部の人気機種を用いてご紹介します。

エプソンで型番の頭に「EP」と付いた機種は、6色独立の染料(ブラック/イエロー/マゼンダ/シアン/ライトマゼンタ/ライトシアン)を搭載しています。通常の4色に加えてライトマゼンタ、ライトシアンを加える事により、写真をより美しく高画質に印刷することができます。

また、同じエプソンでも型番の頭に「PX」と付いた機種は、4色独立の顔料(ブラック/イエロー/マゼンダ/シアン)を搭載しているので、コピーなどの文字印刷を得意としています。

キヤノンの「MG7130」「MG6530」は、5色独立の染料(ブラック/イエロー/マゼンダ/シアン/グレー)+1色の顔料(ブラック)を搭載しているので、写真印刷には染料を使い、普通紙印刷にはブラックの顔料を使って印刷することができます。搭載される顔料はブラックのみなので、カラー印刷を普通紙に印刷する時には染料が使われます。同社のラインナップの中でもグレーは上位モデルのみに採用され、写真印刷において滑らかなグラデーションを実現します。

「MG5530」「iP7230」は、4色独立の染料(ブラック/イエロー/マゼンダ/シアン)+1色の顔料(ブラック)を搭載しています。

ブラザーの「DCP-J4215N」では、3色の染料(イエロー/マゼンダ/シアン)+1色の顔料(ブラック)を搭載しています。染料にブラックがありませんが、ブラザーは染料を混ぜ合わせて色の3原色でブラックを再現します。


使用用途に合ったプリンターの一例



写真印刷に使うのであれば、染料インクを搭載した機種がおすすめ。
(例:Colorio EP-806A EP-776A EP-706A)

文字印刷、コピー、ビジネス用途に使うのであれば、顔料インクを搭載した機種がおすすめ。
(例:Colorio PX-436A PX-046A PX-045A、PIXUS iP7230)

写真も文字も印刷したい場合は、染料インクと顔料インクを搭載した機種がおすすめ。
(例:PIXUS MG6530 MG5530、PRIVIO DCP-J4215N)


2013年-2014年モデルで最も売れる人気機種



エプソンは「EP-806A」、キヤノンは「MG6530」、ブラザーは「DCP-J4215N」あたりが最も売れる機種になるでしょう。コピー、スキャナー、メモリーカードなどが使える多機能な複合機でありながら、価格もお手頃でコストパフォーマンスに優れるためです。店員さんも必ずこれらの機種はすすめてくるでしょう。

ちなみにブラザーの「DCP-J4215N」は、コンパクトな本体ボディながらA3サイズのプリントにも対応しています。


EP-806A MG6530 DCP-J4215N

左から「EP-806A」「MG6530」「DCP-J4215N」


モデルチェンジごとに多機能になっていくプリンター



最新機種は1年に1回(だいたい10月に)新機種が発売され、年末にもなると需要が高まるので価格も一気に安くなります。

この記事を書くにあたって数年ぶりに最新機種について調べてみたのですが、入門機種となるエントリーモデルにも、当時はハイエンドモデルにしか付いていなかった機能が搭載されていたりして、結構な驚きがありました。例えばエントリーモデルにもWi-Fiの無線接続機能、自動両面印刷機能、さらにはクラウド、スマートフォンとの連携機能などが付いていたりですね。

さらに今年度の最新モデルあたりから、A4複合機と同等の本体サイズにA3サイズの印刷機能が付くという今までになかった面白い機種も出てきました。A3サイズというと、それまでは本体が大きめのプリンターでしか対応することができませんでした。

プリンター担当をしたことによって多少の知識は得たものの、プリンターは10年以上持っていないのでそろそろ1台欲しくなってきてしまいました(笑)。プリンターがこれからどのような進化をしていくのかが楽しみです(^^ゞ


カラリオプリンター(エプソン)
PIXUS(キヤノン)
PRIVIO (ブラザー)



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